3月11日の大地震以来、日本は一気に混乱状態に陥りました。
何度も起きる余震、二次災害でこれまでにない恐怖を味わった人がどれだけいるでしょう。
でも、このブログを見て下さっている方々は、きっとそれほどの被害を受けずにすんだはずです。
でも、あれだけの大きな地震が恐怖を体験すると、実のところ私は余震が来るたびにビクビクしている部分がありました。
かと言って、その怖れに飲み込まれてしまったら元も子もありません。
そこで、時々手の空いた時に少しばかり意識を「今スピリチュアルなレベルで起きていること」に当ててみると、エネルギーレベルでは決して悪いことばかりではないということに気付きました。
今、天界から沢山の目に見えないサポートが来ているのを感じ取ることが出来るのです。
この困難な時期を私達が前向きに乗り越える事が出来るように、沢山の応援が来ています。
そして今日は昼間に計画停電があり時間が空いたので、この波動の一つにフォーカスしてみました。
その波動を読み解いて感じた言葉を今日はメッセージとして皆さんとシェア出来ればと思います。
今、最も大事なのは「変化への怖れ」を手放すことです。
今回の地震によって、多くの人々が「今までの生活」を維持できない状況になっています。
被災地の人々は家や家族を失い、わずかな物資で命をつないでいます。
そうでない地域でも電力は足りなくなり、日常生活を送るのに困難な場面があります。
これはどういうことなのでしょうか?
いったい何を意味するのでしょうか?
原子力発電所の事故と計画停電により、日本という国でいかに人々が「電気」というエネルギーを際限なく使っていたかはっきりしたのではないでしょうか?
もちろん、地震や津波などの二次災害が起きなければ何も問題はなかったのかもしれませんが、逆の見方をすると『問題が起きたからこそこれまでの人々の振る舞い、生き方を見直す機会が与えられた』と考えることも出来るのです。
地球上の生命に危機をもたらす可能性のある原子力を使うことそのものを見直すことは出来ないのでしょうか?
そもそも人間が自分たちの利益と利便性を追求した結果、これだけの電気を毎日消費してきたわけです。でも、今までの使い方を見直すことで、毎日電気を作らなければならない量も変わってくるのではないでしょうか?
そして、以前よりも電気を使う量を減らしていくことで、毎日の時間の使い方もおのずと変わっていくのではないでしょうか?
テレビをだらだらと見たり、何時間もゲームをしたり、気がつくと何時間も残業している、そんなことも減っていくでしょう。
仕事を早く終わらせるために、人々は工夫するでしょう。
仕事が早く終われば、スーパーやデパートなども極端に営業時間を長くする必要もなく、人々は家でゆっくりと、そして家庭を持つ人は皆で会話を楽しみながら夕食をとることも可能になるかもしれません。
今まで何となくテレビを見ていた時間を、自分が本当にやりたい事、自分を磨くために使うということも出来るでしょう。
見方を変えれば、電気などのエネルギーの無駄な使い方を見直す事によって、人々が日常のなかで無意識に行っている無駄な行為や時間を見直す事も出来るのです。
スピリチュアルなレベルで見れば、今回の地震は決して日本だけの問題ではありません。
今日本で起きている事は世界中の人々に大きな影響を与えています。
これだけの地震の後、日本で暴動が起きないのを海外のメディアでは称賛していますが、これは日本人の意識の高さ、DNAの中に刻まれている「調和と協力」を大切にする民族性がとてもいい方向に働いているからではないでしょうか。
ですから、日本人であること、今この困難の中で皆が一生懸命に生きている事に誇りを持って下さい。
あなた方の意識の輝きは必ず全世界にいい影響を与えるのです。
そしてこれまでの不要な執着を取り払い、今の自分が前に進むためのステップ、より良く生きるためにあらゆる分野(家族、仕事、楽しみ、豊かさ、社会貢献など)で自分と調和を保つために出来る事は何か考えてみて下さい。
今起きている出来事を最大限に活用して下さい。
そして、自分を成長させるために使って下さい。
~すべての存在に愛をこめて~ (このメッセージの送り手より)
ごく当たり前の事を伝えているのですが、今回の出来事を最大限に生かすためのヒントとなるのではないか…そう感じました。
このメッセージが皆さんのお役に立つ事を祈っています。